一合半(270cc)サイズの徳利です。
今年は従来の作品よりも高温で焼成させて、釉薬の緑も、黒色に近いくらいの「ダークグリーン」に仕上げました。
【練り込み】
常滑焼きの伝統技法の一つで、 複数の異なる色の粘土を、それぞれの色が分離する程度に練り合わせ形成します。
当店では、木目調の模様に仕上がるように製作しております。
作品の外側は無釉で、粘土そのものの発色です。
無釉ですが、キメの細かい粘土を高温で焼成しておりますので、表面にはガラス化された光沢が出ており、汚れにくい仕上がりにしております 練り込みの模様は一般的な絵付けと異なり、土練りの段階から調整して、轆轤での形成時に模様を完成させます。
感覚と経験に委ねられる技法ですので、模様は自然な風合いとなり、それぞれが少しずつ異なります。
作家名: 八木 孝幸
サイズ: 幅 8.5 X 奥行 8.5 X 高さ 10.5 cm
重量: 190g
容量: 1合半(270cc)